THE TALE OF PETER RABBIT
(2010年06月02日)イギリスで生まれ、100年以上も読み継がれている名作中の名作、『ピーターラビット』シリーズの第一作です。
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この物語の主人公は、もちろんピーター。
お母さんと3人の姉妹たちと一緒に、大きなモミの木の根本で暮らしています。
お父さんは、Mr. McGregor(マックグレガー、と読みます)という農夫の畑で捕まって、パイにされて食べられてしまったので、この世にいません。
いきなり「お父さんがパイにされた」というくだりが出てきて、にこるはびっくりしたのですが、おとぎばなしには残酷な内容がよく入っているもの。
でも子どもは、さほど怖いとは思わないものです。
でもそれはお話を聞く人間の子だけでなく、主人公であるピーターも同じだったらしいのです。
naughty なピーターは、お母さんに「Mr. McGregor の畑には入ってはいけない」と言われたのにもかかわらず、お母さんがでかけるやいなや、Mr. McGregor の畑に向かって一目散(笑)
Mr. McGregorの畑に入ったピーターは、レタスや豆やラディッシュを食べ、ちょっとおなかの調子が悪くなったのでパセリを探していたところ、うっかりMr. McGregor と鉢合わせ。
そこからピーターの、必死の逃亡・脱出劇が始まります。
"naughty(ノーティー、と読みます)" という言葉は話し言葉でも、親から「やっちゃいけない」と言われることは必ずやるような、いたずら好きの子どもを形容するのによく使われます。
アメリカでは大人になっても、奥さんから言われたことを守らない男性を naughty と形容することもありますが、その場合はからかうようなニュアンスが入ります。
(イギリスでは、「わいせつ、下劣、いかがわしい」という意味になったりもします)
人間のような服を着て、人間のように暮らしているかのように描かれている「ピーターラビット」の生みの親、Beatrix Potter(ビアトリクス・ポター)は女性です。
にこるも映画 "Miss Potter" を見て初めて知ったのですが、彼女はイギリスの深窓のお嬢さまで、子どもの頃他の子どもたちと一緒に遊ぶということがほとんどなかったようです。
いつも大きなお屋敷に閉じこもっている Beatrix のお友達は、飼っているペットたち。
家ではうさぎやハムスターや鳥など、たくさんのペットに囲まれ、また夏の休暇シーズンには家族で自然にあふれた田舎で滞在し、野生の動物や植物とふれあいます。
彼女は持ち前の絵の才能を、動物や植物の描写に注ぎ込みました。
その結果、ピーターラビットをはじめとする、たくさんの優れた動物の絵本を生み出しただけでなく、植物の分野でも、優れた貢献をしたそうです(Wikipediaより)。
"The Tale of Peter Rabbit" の初版は1902年ですから、もう100年も前に出版された本です。
これだけ長い間子どもたちに支持され続け、今も世界中の言葉で読まれている絵本は他にほとんどありません。
この絵本は、世界でもトップクラスの超ロングセラーといえるでしょう。
『ピーターラビットのおはなし』という本は、"The Tale of Peter Rabbit" の邦訳版です。
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