子どもの英語教育には、おやこで英語の絵本に親しむのがいちばん。 私にこるが、日本人にもわかりやすい英語の絵本をご紹介します。

Library Lion

(2010年06月02日)

Library Lion文:Michelle Knudsen

絵:Kevin Hawkes:Ruth Bornstein

ある日、図書館にライオンがやってきました。子どもたちと一緒におはなしを聞いたり、図書館の仕事のお手伝いをしたりして、すっかり溶け込んでいます。ところが・・・

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この絵本は『としょかんライオン』という名前で、邦訳も出ています。

にこるはお友達からいただいて、先に邦訳本を読みました。
そして、あまりに良い内容だったので原本がほしくなり、『Library Lion』を入手したのです。

これは絵本にしてはちょっと長めのお話なので、最初から最後まで読みとおすのは、ちょっとだけ大変。
でも、難しい英文ではありませんので、ご心配なく。

ある図書館に、突然ライオンが入ってきました。

びっくりした図書館員の Mr. McBee が the head librarian (図書館長)の Miss Merriweather に報告すると、


"Is he breaking any rules?"
(そのライオンは、規則を破っているのですか?)

と一言。

"Well, no."
(いえ・・・)

"Then leave him be."
(では、そのままにしておきなさい。)


しかし、ライオンが吠えると、Miss Merryweather はつかつかとライオンの前にやってきて、こう言い渡します。


"If you can't be quiet, then you'll have to leave. Those are the rules!"
(静かにできないのなら、出て行っていただきます。それが規則ですから!)


ライオンはそれ以降、story time(読み聞かせの時間)に、子どもたちに体に寄りかからせながら、静かに一緒にお話を聞いたり、story time が始まるまで Miss Merryweather のお手伝いをしたりしているうちに、図書館のみんなに愛されるようになっていきます・・・ 
ただひとり、Mr. McBee を除いては。

ある日、Miss Merryweather の危機を救うため、ライオンは仕方なくまた吠えてしまいます。
そして、「規則を破ったのだから」と、自主的に図書館に来なくなってしまうのです・・・

でも、最後はハッピーエンド♪

規則は守らなければならないけれど、ときには守れないこともある。
そのことを教えてくれる絵本ですが、図書館を愛するライオンと、ライオンを慕う人間の暖かい交流が、とても優しいタッチの文章で描かれています。

ふんわりとしたイラストもよくて、見開きの片側がまるまるイラストになっているページもたくさんありますが、細かいところまでよく描かれています。

にこるの娘はイラストを見て、にこるも気づかなかったところをいろいろ指摘するのです。
みんながライオンをほめている場面で、ライオンの人気を快く思わない Mr. McBee が恐い顔でのぞき込んでいるのが小さく描かれているのも発見してくれて、ふたりで笑ってしまいました。^^

大きな子どもから小さいお子さんまで、幅広く支持されている絵本です。


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