子どもの英語教育には、おやこで英語の絵本に親しむのがいちばん。 私にこるが、日本人にもわかりやすい英語の絵本をご紹介します。

CAPS FOR SALE

(2010年04月26日)

Fluffy and Baron著:Esphyr Slobodkina

頭にたくさんの帽子を載せて、帽子を売り歩く男。今日も商売に出かけますが、田舎道で木に寄りかかって寝てしまったから、さあ大変。なくなった帽子はどこに?

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今回ご紹介する絵本は、今までご紹介したものと違って、少々長めです。
でもとてもおもしろいストーリーなので、きっといやにはならないと思います。

これは、帽子売り(peddler)のお話です。
発展途上国では頭に荷物を乗せて運ぶ人がいますが、彼も頭の上に売り物の帽子を乗せて、売り歩くのです。

この絵本が初めて出版されたのは、1940年。
著者は、名前から想像できるかもしれませんがロシア(シベリア地方)出身で、中国の北方地方で育ち、19歳でアメリカに渡った女性です。(名前は、エスフィーア・スロボドキーナと読むようです)
彼女にしてみれば、頭にものを乗せて運ぶ人はそう珍しくはなかったのかもしれません。

主人公の帽子売りの男は、4種類の帽子4つずつ、計16個の帽子を乗せて、そろりそろりと歩きます。
だから、首をちょっとでも傾けることはできません。
木に寄りかかって居眠りするにも、背筋はきっちりとのばしたままです。

なのに、起きたときには帽子がなくなっていました。
だれが、帽子を持っていってしまったのでしょう?


気になる英文をご紹介しましょう。
一番最初のページです。

Once there was
a peddler who sold caps.
But he was not like
an ordinary peddler
carrying his wares on his back.
He carried them
on top of his head.

First he had on his own
checked cap,
then a bunch of gray caps,
then a bunch of brown caps,
then a bunch of blue caps,
and on the very top
a bunch of red caps.


子どもが読む絵本なので、不自然なくらい、同じ表現を繰り返した文章があります。
ここでは "a bunch of ~"が、繰り返されていますね。

"a bunch of ~ "は、「たくさんの」という意味で、"many" と同じ。
アメリカでは口語でよく使われる表現です。

タネあかしするのもどうかと思いますので、帽子を取った犯人はだれなのかはここでは書きませんが、
主人公は実に意外な方法で、帽子を取り戻します。
どういう方法で? ・・・それは、読んでからのお楽しみ♪

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