子どもの英語教育には、おやこで英語の絵本に親しむのがいちばん。 私にこるが、日本人にもわかりやすい英語の絵本をご紹介します。

Doctor De Soto

(2010年02月26日)

著:William Steig

ねずみの歯医者さんであるDe Soto先生が、命をかけてキツネの虫歯の治療にあたるというハラハラドキドキのお話。

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この絵本は、にこるも最近入手したばかり。
娘の学校に、本をまとめて買えるシステムがあるのです。
学校から渡される絵本の写真と解説付きのカタログの中から、ほしいものがあればオーダーします。
払ったお金の一部は、学校の寄付に回るので、学校側としても大助かり。
にこるにとっても、安く本を買えるので、嬉しい制度です。

この絵本も、そのカタログに載っていた本です。
amazonで見たレーティングが良かったので、買うことにしましたが、あまり聞いたこともない題名なので、期待はしていませんでした。
ところがいざ蓋を開けてみると、今回まとめて買った絵本の中では一番おもしろい! とにこるは思いました。
そしてたった今、表紙にNewbery Honorと書かれたメダルの写真が載っているのに気づきました。
公にも高く評価されている本だったのです。うんうん、納得。

The Newbery Honorというのは、その年のアメリカ児童文学・子供文学へ最も貢献した作品が選ばれる、ニューベリー賞の二等賞(複数の場合もある)です。一等賞(1冊のみ)the Newbery Medalです。
The Newbery Medalは1922年から与えられていますが、the Newbery Honorは1971年から始まりました。
この"Doctor De Soto"は、1983年にthe Newbery Honorを受賞しています。


"Doctor De Soto"のあらすじは、こうです。

De Soto先生は、ねずみの歯医者さん。
奥さんと一緒に、いろんな動物の治療をしています。
小さな動物なら、歯科治療用の椅子に座らせて。
大きな動物なら床に座らせて、De Soto先生が口の中に入って治療をします。

でも、ネコ科の動物だけはお断り。
だって、口の中に入って治療している最中に、食べられちゃうかもしれませんからね。

ところがある日、キツネが虫歯の治療をしてほしい、と懇願してきました。
かわいそうに思ったDe Soto先生と奥さんは、意を決して治療を開始します。
でもキツネは、治療が終わったら彼等を食べたい、と思っている様子。
そこで、De Soto先生と奥さんは一晩考えた末、あることをして、身を守ることにします。
それはどんなことでしょうか? 
果たしてDe Soto先生と奥さんは、本当に助かるのでしょうか?


にこるの娘も、読みながらドキドキドキドキ。
De Soto先生がキツネに食べられてしまうのかどうか、早く展開が知りたくて、
にこるがまだ読んでいる途中だというのに、次のページをめくったりしていました。

概して子どもは歯医者さんが嫌いなものですが、
この絵本を読めば、歯医者さんに親しみも湧くのではないでしょうか。


気になる英文ですが、最初のページはこんな感じです↓


Doctor De Soto, the dentist, did very good work, so he had no end of patients.
Those close to his own size --- moles, chipmunks, et cetera --- sat in the regular dentists' chair.
Larger animals sat on the floor, while doctor De Soto stood on ladder.

歯医者のDe Soto先生はとても腕が良いので、患者さんが引きもきらずにやってきます。
De Soto先生と同じくらいの大きさの動物(モグラやシマリスなど)は、普通の治療用椅子に座ります。
それより大きな動物は床の上に座り、De Soto先生がはしごに登って治療をします。 --- にこる訳


命がけで仕事を全うしようとするDe Soto先生と、恩知らずなキツネ。その対比がおもしろいです。
困った人を助けようとする心、仕事に対する責任感、知恵、恩を知るということ・・・等々、
子どもにとってためになる教訓も満載です。


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