子どもの英語教育には、おやこで英語の絵本に親しむのがいちばん。 私にこるが、日本人にもわかりやすい英語の絵本をご紹介します。

What a Wonderful World

(記載日:2009/11/27)

英語の絵本

著:George David Weiss and Bob Thiele
絵:Ashley Bryan

レイ・チャールズの有名な"What a Wonderful World"の歌を文章にした絵本。

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「なんか、聞いたことのある題名だな」と思われた方。
そうです、この絵本はあの有名なルイ・アームストロングの"What a Wonderful World"の歌詞が書かれているんです。
前書きには、こんなことが書かれています。


For all people who call
Louis Armstrong
"Brother"
OH YEAH!

(ルイ・アームストロングを「兄弟」と呼ぶ方々のために オー、イエーイ! ---にこる訳)


なんか絵の内容が宗教っぽいんですよ、この絵本。宗教とは、キリスト教のことですけど。
でも明るいタッチの絵で、
「この素晴らしい地上で、どの人種も動物たちも一緒に、仲良く暮らしていこうよ」という、
非常にわかりやすいメッセージが伝わってきます。

歌のサビの部分にもなっている、


and I think to myself, "What a wonderful world!"

(そして私は思う、「なんと世の中は素敵なんだろう!」と。 ---にこる訳)


この文章が書いてある最初のページには、牛や馬やいろんな動物のつがいが画面いっぱいに描かれています。
木には果物が実り、明るい太陽が世界を照らしています。

聖書を読んだことがなくても、ノアの方舟という話はみなさまご存知ですよね。
神様が悪い人間たちを一掃するために大洪水を起こすから、その前に地上にいる動物のつがいを乗せなさい、とノアに言います。
そして、大洪水が終わった後に動物たちが地上に放たれた。
私は思わず、そんな場面を連想してしまいます。

同じ文章が書かれている一番最後のページには、動物たちの代わりに、いろんな国の人間の子どもたちが登場します。
まるでディズニーランドの It's a Small World (イッツ・ア・スモール・ワールド)みたいです。

ところで、この絵本の絵は、おもしろい構成で描かれています。
物語が始まる前に、6人子どもたちが「パペットショー(人形芝居)」の準備をしている絵が描いてあります。
もちろんその子どもたちは、白人・黒人・アジア人・インディアンなど、いろいろな人種です。

サビに至る前のページの絵は、それぞれパペットショーの場面です。
例えば


I see trees of green,

(緑の木々が見える ---にこる訳)


という文章の絵は、子どもたちが木のパペットを見せているところが描かれています。

そして、さきほどご紹介したサビの文章のページになると、視点がパペットショーからぐーっと下がって、パペットショーの周囲まで描かれています。
周囲にあるのは、ページによって動物や木々だったり、大勢の子どもたちだったりするのです。

こういう「世界はひとつ! 人類みな兄弟!」みたいなメッセージを、ここまでストレートに出している絵本、にこるは他にまだ見たことがありません。
でも子どもたちに読み聞かせる(歌う?)のに、とっても良い本のひとつであることは間違いありません。
このような絵本で「人種が違っていても、地球上ではみんな同じ人間なんだ。動物とも、同じ地球で仲良く暮らしていくんだ」ということを子どもに教えるのは、非常に良いことではないでしょうか。

この絵本の題名でもある、


What a Wonderful World

(なんと世の中は素敵なんだろう ---にこる訳)


この言葉をみんなが唱えることができる世界になったら、本当に素敵ですね。


この絵本を上手に読むには、"What a Wonderful World"の歌を覚えてしまうのが一番良いでしょう。
下のルイ・アームストロングの映像を見ながら、練習してみましょう↓


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