子どもの英語教育には、おやこで英語の絵本に親しむのがいちばん。 私にこるが、日本人にもわかりやすい英語の絵本をご紹介します。

If You Give a Mouse a Cookie

(2009年11月13日)

If you Give a Mouse a Cookie

文:Laura Joffe Numeroff
絵:Felicia Bond (初刊年:1985年)

ねずみにクッキーをあげたら、どうなるでしょう? 人気の"If you give"シリーズ本の第一弾。

<<当サイトインデックス:ロングセラー>>

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

この本のタイトル『If you give a mouse a cookie』は、『ねずみにクッキーをあげたらどうなるか』という意味なんですけど、中を見てみると、

If you give a mouse a cookie,
he's going to ask for a glass of milk.
When you give him the milk,
he'll probably ask you for a straw.

(ねずみにクッキーをあげたら、
きっとミルクも欲しいと言うでしょう。
そのねずみにミルクをあげたら、
きっとストローも欲しいと言うでしょう。 ---にこる訳)

ねずみにクッキーをあげたら、ミルクもあげることになる → ねずみにミルクをあげたら、ストローもあげることになる → ねずみにストローをあげたら・・・

・・・というように、追いかけっこの文章が延々と続くのです。
ときどき「どうして、こうなるの?」と突っ込みたくなるような展開になったりもしますが、そこはまあ大目に見てください(笑)

実は私、この絵本のイラストが大好きなんです。
行動的で、自己主張の塊みたいなねずみ君の顔の表情が、とてもおもしろい。
この絵本に出てくるのは、ねずみ君と、ねずみ君にどんな要求をされても黙々と従う、非常に忍耐力のある男の子。この1匹と1人だけ。
ねずみ君とは対照的に、まるでねずみ君の召使いのような男の子の表情は、最初から最後まで淡々としています。
そのコントラストがまた、楽しいのです。

この絵本のお話の舞台は、男の子の家の中です。
ねずみ君は庭で男の子からクッキーをもらうのですが、ミルクが欲しいと言って台所に入り、次に洗面所に入り、なんだかんだいってベッドルームにも入り・・・と、どんどん家の中に進入していきます。
だからこの絵本を見ると、アメリカの一般家庭の家の中の様子がわかります。
台所にある調理器具や掃除道具など、アメリカ人が日常的に使っている物も描かれていて、楽しめますよ。

気になる英文ですが、基本的に1ページに1つの文だけです。
カンマで区切った部分で1ページになっているところもあります。

さきほど引用した英文でいうと、

If you give a mouse a cookie, ←これで1ページ。
he's going to ask for a glass of milk. ←これで1ページ。
when you give him the milk, ←これで1ページ。
he'll probably ask you for a straw. ←これで1ページ。

これなら、簡単に読めそうですね。

この絵本はシリーズになっています。"An If You Give...Book"というのが、このシリーズの名前のようです。
たとえば、"If You Give a Mouse a Cookie"の絵本ではねずみ君と男の子が登場人物ですが、シチュエーションが異なるけれど、同じねずみ君と男の子が出てくる絵本もあれば、登場人物ががらりと変わって、豚と女の子の組み合わせになっている絵本もあります。
豚と女の子のお話は、"If You Give A Pig A Party"(豚にパーティーをしてあげたらどうなるか)というタイトルで、これまたおしゃまな豚ちゃんが可愛いのです。
機会があれば、またこのメルマガでご紹介しますね。

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