アメリカの学校
"pipe cleaners(パイプクリーナー)"とは?
子どもの通う現地校では、資金不足のためか、学校のイベントや工作で使う材料を寄付してください、というお知らせをよくもらいます。
これがまた、用意してくれといわれた材料だけでは、「いったい何に使うの、これ?」と疑問に思うことも多いのです。
実際のイベントや、できあがった工作をみれば、なるほど! と納得するのですが・・・
たとえば、にこるが住む南カリフォルニアの平地では雪が降らないため、1月は学校で「雪を体験しよう!」というイベントがありました。
寄付してほしいリストに入っていた"peanuts(ピーナッツ)"という、白くて細かい梱包材は、雪の代わりでした。それを子ども用プールの中に大量に入れ、子どもが飛び込んで遊ぶのです。

ピーナッツで遊ぶ子どもたち
そのイベントでは、"paper plates(紙皿)"も寄付してほしいものリストに入っていました。
その紙皿は、「スケート靴」代わりに使われていました。
2枚の紙皿の上に片足ずつのせて、カーペットの上を滑るのです。
こう書くとくだらない気がしますが、実際子どもたちはこの「スケート」を、非常に楽しんでいました。

このとき、にこるは"paper cups(紙コップ)"を寄付しました。
でもこれは、ココアを入れて子どもたちが飲むという、至ってまともな使い方がされていました。
5月に入り、「春の種まきなどのイベントに使うから、寄付してほしいものリスト」が書かれた紙をもらいました。
みると、"clear plastic cups(透明なプラスチックのコップ)、pipe cleaners(パイプクリーナー)、panty hose(パンスト)・・・"などが書かれていました。
色も、それぞれ「黒」と指定されています。
にこるはわりと快く寄付してくれる人だと先生が思われたせいか、今回はご指名で"black pipe cleaners(黒いパイプクリーナー)"を寄付してください、と頼まれました。
でも、"pipe cleaners(パイプクリーナー)"って、何でしょう?
パイプ掃除に使う道具? パイプの汚れを落とす洗剤?
子どもが学校で使うものとしては、あまりに不適切じゃないですか・・・
でもネットで画像検索してみると、英語でいうパイプクリーナーとは日本でも工作に使う「カラーモール」のことだと判明。
なあんだ、「パイプクリーナー」とは大袈裟な・・・ ストローくらいの細さのパイプなら、中身を掃除するのに使えそうですけどね。
さっそくクラフトショップで見つけ、購入しました。
さて、次の関心は、そのパイプクリーナーが、どんな使われ方をするのか? ということ。
その答えは、オープンハウスで教室の中に入ったときに、わかりました。
オープンハウスとは、実際に子どもを通わせている保護者や、学校の下調べをしている保護者たちが、特別に学校の教室の中に入ることができるイベントです。
「透明なプラスチックのコップ」は、植木鉢代わりに使われていました。
これだと、種から出てくる根っこもばっちり見えます。

「黒いパンスト」は、中に土をつめ、猫の餌となる草らしいものの種がまかれていました。
それを土台に、こんなかわいい作品ができていました。↓

そのうちの1つを、拡大してみましょう。

にこるが寄付した「黒いパイプクリーナー」は、こんな工作の材料として使われていましたよ。↓

おさるさんの手足です。キュート!
学校でお誕生日を祝う
今日、娘の kindergarten が終わって迎えに行くと、
娘が顔にチョコレートのしみをつけていました。
それだけで、
「ははあん、今日はだれかの誕生日だったな」
とすぐにわかりました。
アメリカでは、低学年の子どもはお誕生日になると、
学校にお菓子を持ってきて、クラスのみんなに
振る舞う習慣があります。
お菓子は、バースデーケーキに似ていてみんなにも配りやすい、
カップケーキが多いです。
日本人的な感覚だと、
お誕生日の人って、もらう立場でしょ? と
思っちゃいますよね。
しかもお菓子だけでなく、
小さなおもちゃなどもクラス全員に配る人もいます。
お菓子を食べる前に、みんなでお誕生日の子に
"Happy Birthday"の歌を歌います。
歌は、日本でもよく歌われている
ハッピーバースデーツーユー♪
と同じなので、英語がわからない日本の子でも、
簡単に歌えますよね。
娘の話によると、子どもたちの間では、
"Happy Birthday to you♪"
と歌ったら、すぐに
"cha cha cha(チャ、チャ、チャ)♪"
と、合いの手を入れるのがはやっているそうです。
なんか日本語的な感じ。
(ニッポン、チャチャチャ♪ みたいな・・・)
この、「お誕生日の子がお菓子をクラスで配る」のは、
子どもにとっては楽しい習慣のように見えますが、
学校で甘いものを子どもたちに食べさせるというのは、
善し悪しですよね。
一般的な公立校はさほど厳しくないと思いますが、
学校によっては、
「お誕生日のお菓子は禁止」
としているところもあります。
「うちの子には、甘いものは与えないでほしいわ!」
というママさんもいますしね。
にこるのママ友に「エホバの証人」の信者さんがいます。
この宗教は祝祭日をはじめ、「お誕生日を祝う」ことも
禁じています。
だからそのママ友さんは、お誕生日やホリデーを祝う
習慣のある普通の学校に、自分の子どもを入れることを
ためらっています。
その方は今ホームスクーリングといって、家で自分で
子どもに勉強を教えています。
オープンハウス
今日は、娘の通う公立キンダーガーテンの「オープンハウス」がありました。
日頃の勉強の成果を、親に見てもらうための場です。
会社勤めのお父さん・お母さんも参加できるように、時間は夕方の6時から7時まで。
にこるは「学校でにわとりの卵を温めていて、今朝ひよこが生まれていた」と娘から聞いていたので、それが本当なのか見てみたい、と思ってました。
ひよこは本当に見られたけど、それ以上に教室中に貼られた絵や工作など、見所はたくさんありました。
柵の向こうが、キンダーガーテンの教室・校庭。
教室の中は、人でいっぱい。壁にも天井にも、展示物がぎっしり。
にわとりのたまごは、インキュベーターの中で温められていました。
これが、オープンハウスの前夜に生まれたばかりのひよこ。名前は「チャーピー」。
展示物の数々。
教室の外側にも、展示物。
パンストに土をつめ、種から生やした草に、目などをつけた工作。
このオープンハウスは、子どもが自発的にいろいろ説明してくれるので、先生からの説明というものはありません。
でも、何か疑問点がある人は、先生に直接尋ねることもできます。
これだけのものを子どもたちに作らせ、整然と展示する先生も、大変だったと思います。
また子どもたちも、みんなよくやったと思います。
オープンハウス、とっても良かったです。
PJ Day(パジャマの日)
the 100th day of school
アメリカでは、新学期は9月から始まります・・・
そのことは、日本人の方でも知っている人も多いですよね。

