子どもの英語教育には、おやこで英語の絵本に親しむのがいちばん。 私にこるが、日本人にもわかりやすい英語の絵本をご紹介します。

人気キャラクターシリーズ

Froggy Goes to School

文:Jonathan London
絵:Frank Remkiewicz

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

これは、カエルのフロッギー君(Froggy)が主人公のお話。
フロッギー君の絵本はシリーズになっています。

この"FROGGY GOES TO SCHOOL"は、フロッギー君が初めて学校に行く、というお話。
「初めての学校」というテーマの絵本は、この本に限らずたくさんありますよね。

でも、どの本を開いても、中身は似たり寄ったりです。
学校に通う子どもが、前の晩からドキドキしているところから話は始まります。
当日の朝はドタバタと急がしく支度をし、学校に着くと素敵な先生に優しく歓迎され、
教室の中ではたくさんのお友だちに出会って楽しく過ごし、
家に帰って「どうだった?」と親に聞かれて、「楽しかった」と答える・・・ という、
判に押したようなパターンです(笑)

学校に行く前に緊張している子どもに、
「こんなに学校は素敵なところなんだよ」
「みんな、ドキドキしているんだよ」
「でも、大丈夫。行けばきっと学校を好きになるよ」
と安心させるために使う絵本、ということなんでしょう。


しかし、このフロッギー君の絵本は違います。
フロッギー君は不安のあまり、前日の夜、学校に行った夢を見るんです。
夢の中で大失敗をして、困っています。

・・・そして、お父さんに起こされます。

目が覚めたフロッギー君、もう夢の中でしたような失敗はしません。
すばやく着替えをし、朝食を食べ、スクールバスの停留所へ時間どおりに向かいます。

フロッギー君はカエルなので、朝食はハエのシリアル(ウエ~)。
停留所までは、お父さん・お母さんと馬跳びしながら行きます。
おもしろいですね。

あ、ちなみに日本語では「馬跳び」と言う、2人一組でお互いの背中を飛び越しあう運動のことを英語では

"leapfrog"

と言います。
だから「馬跳び」は、フロッギー君親子にはぴったりなのです。・・・ "frog"は「カエル」でしょ。


元気なフロッギー君は、教室の中でもマイペースで叫んだりするため、先生に怒られてしまいます。
机に向かっても、窓の外を眺めたりして全然集中しません。

でも、子どもたちが集まって床に座る「サークルタイム」になり、
自分が経験した夏の思い出話をするという時間になると、
フロッギー君は話をするだけでなく、みんなと一緒に踊って楽しく過ごします。


「サークルタイム」というのは、娘の前の学校でも、今の学校でもあります。
きっとアメリカの学校の低学年のクラスなら、どこでもあるのでしょう。
教室には机もあるのですが、先生が絵本を読んだり、全員一緒に何かを教えたりするときなどは、ラグが敷いてあるエリアに子どもたちが集まって座るのです。
それを「サークルタイム」といいます。

いくらラグが敷いてあるとはいえ、土足の場所にそのまま座るのですから、
日本人にとっては抵抗のある行為ではあります(笑)
しかも、座るときはあぐらをかく、というのが好ましい座り方です。
変にお姉さん座りなどしていたら、あぐらをかくように、と注意されてしまいますよ。

アメリカ生まれのにこるの娘も、日本人の家庭に育ったものですから、
やはり土足で下に座るという行為に抵抗はあるようです。
特に雨降りで長靴を履いていった日は、「汚いから、このままではラグに座りたくない」と言い出して、学校に着いてから、普通のスニーカーに履き替えました。
大昔にこるが日本語を教えていた、雨の多いシアトル近郊の学校では、
教室に入る前に、全員長靴を履き替えることになっていました。


その他、このフロッギー君の絵本の記述に引っかかりがあったけれど、実際に娘がアメリカの学校に通いだして腑に落ちた場面といえば、
校長先生がフロッギー君の教室に入ってきて、一緒にダンスを踊るというところ。
なぜ、ここでいきなり校長先生が登場するの? と疑問に思っていましたが、
アメリカの学校の校長先生は、日本と違ってとてもフットワークが軽いんです。
学校中のいろんなところに顔を出しては、様子を観察したり、指導したりしています。

娘が通っていた前の学校では、校長先生にはいろんなところで出会い、まさに「神出鬼没」でした。
今度の学校でも、一番最初に教室に連れて行ってくれたのが、校長先生でした。

だからフロッギー君の絵本に、突然教室に校長先生が現れても、全然不思議はないわけなんです。


・・・とまあ、いろいろアメリカの学校の特徴が垣間見られますので、その点でもこの絵本は、けっこう興味深いと思います。


気になる英文ですが、平均すると1ページあたり4~5文くらい。
いずれも平易な英文なので、簡単に読めます。


It was the first day of school.
Froggy woke up
and looked out the window.
The sun was high in the sky.
"Oh no! The bus! The bus!" he cried.
"I'll miss the bus!"

学校の最初の日です。
フロッギー君は起きて、窓の外を見ました。
お日様が、高く昇っています。
「ああ、大変! バス! バス!」とフロッギー君は叫びました。
「バスに乗り遅れちゃう!」 ---にこる訳


以上が、最初のページの文章です。
続きが気になりますね~


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